医療法人徳洲会 四街道徳洲会病院 リハビリテーション科についてご説明・ご案内しております

リハビリテーション科

リハビリテーション科部署長あいさつ

ただ疾患に合わせたリハビリをするだけでなく、患者さんの性格や入院前の生活に即したリハビリを提供していけるように努めていきます。「リハビリの時間が楽しい」「あなたが来てくれると嬉しい」の言葉を大切に、四街道徳洲会病院のリハビリを受けて良かったと思ってもらえるようなリハビリ科になるよう、皆で切磋琢磨し邁進していきます。

リハビリテーション科 副室長福 瑠美

リハビリテーション科 副室長 福 瑠美

リハビリテーションとは

人間が生活していく上で生じる不自由がリハビリテーションの対象です。不自由の原因となった病気やケガの内容は様々です。そのような状態の患者さんに治療的訓練を実施する診療科です。すなわち、疾患により生じた移動・身の回りの動作・コミュニケーションなどの障害に対して、失われた機能の回復をうながすとともに、残存能力を最大限に引きのばすための治療を行い、患者さんが家庭復帰や社会復帰ができるように援助しています。

スタッフ

理学療法士 24名
作業療法士 4名
言語聴覚士 6名
リハビリテーション科 集合写真 四街道徳洲会病院

☆よつとくリハ科広報☆

リハビリテーション科では、日常にある風景や院外での活動を随時公開しています。 ぜひ、ご覧ください。

QR リハビリテーション 四街道徳洲会病院

部門紹介

理学療法士(PT: physical therapist)

理学療法士は、病気やケガで動くことが難しくなった人や、転倒予防などを目的に運動療法や物理療法を用いてリハビリを行います。 主に、座る・立つ・歩くといった基本動作を見て、能力の維持・改善を図ります。

当院では、入院中に手術を予定されている方は、術前より術後の早期離床・早期退院を目指し介入します。また、短期間でリハビリが終了できない人は回復期リハビリや外来リハビリ、通所リハビリなど在宅復帰後の支援も見据えリハビリを行っています。

リハビリテーション科 理学療法 四街道徳洲会病院

作業療法士(OT:occupational therapist)

作業療法は、日常生活上の動作に関わる訓練を行います。例えば、食事・トイレ着替え・入浴など患者様の生活に合わせたリハビリテーションを提供します。

当院では、身の回りの動作だけでなく脳血管障害等の病気や、骨折等のケガに対し、手や腕、肩等の機能改善も図っており、早期に社会復帰や在宅復帰ができるよう患者様一人ひとりに寄り添ってアプローチしています。 また、外来リハビリテーションも行っており、通院する方や退院後が心配で継続したい方にも手厚く提供しています。

リハビリテーション科 作業療法 四街道徳洲会病院

言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist)

言語聴覚療法では、ことばによるコミュニケーションに問題がある方、食事が上手にとれない方に対し、評価・訓練を行い、円滑なコミュニケーションの構築や手段の検討、食事の形態や姿勢・安全な飲み込みの方法を他職種と連携しながら指導・援助を行なっています。

急性期から回復期だけでなく、院内の通所リハビリ施設でも言語聴覚療法を行なっており、医療・介護分野に関わってリハビリを提供しています。

リハビリテーション科 言語聴覚士 四街道徳洲会病院

当院のリハビリテーションの特徴

当科では、入院・外来患者様へのリハビリテーションを行っています。 当院は、救急医療に力をいれているため、急性期疾患が多く、早期離床・早期退院を目標とした機能訓練や、ADL訓練を行っています。外科・整形外科等では、術前・術後より急性期のリスク管理を行い、リハビリに取り組んでいます。また、自宅退院の方も多いため家屋調査や屋外訓練等の退院後のADL・IADLに即した訓練も提供しています。定期的に他職種と合同でカンファレンス・回診や、NSTチーム・(RSTチーム)に参加し、積極的な意見交換の下、チームアプローチを図っています。高齢患者の受け入れも多く、早期に離床を開始することで廃用症候群の予防に努めることを目標に主治医からのリハビリオーダーが多く、入院患者の8割に介入しています。

リハビリの対象疾患

● 脳血管疾患 : 脳梗塞、脳梗塞、慢性硬膜下血腫、くも膜下出血等

● 整形外科疾患 : 各種骨折、脊髄損傷、変形性脊椎症(頸椎、腰椎)、肩関節周辺炎、腱損傷、末梢神経損傷

● 呼吸器疾患 : 慢性閉塞性肺疾患、肺炎、気胸、肺血腫

● 廃用症候群 : 内科疾患、外科手術後

資格取得

3学会合同 呼吸療法認定士 4名
介護支援専門員 1名
福祉住環境コーディネーター 5名
NST専門療法士 1名
がんリハビリ研修修了者 7名
臨床実習指導者講習会修了者 2名
TCLSコース修了者 10名

リハビリテーション科の取り組み

新人教育や勉強会、学生指導を行ってます。当院では、4~6月を研修期間とし、新人にプリセプターがつき、業務・訓練内容について指導をしていきます。新人に対し急変時の対応、トランスファーや各評価項目の実技確認と新人主催の勉強会を開き知識の確認を行っています。新人教育プログラムの他に科内勉強会として、症例検討や技術練習、学会後の伝達講習等を行い、基礎知識・技術の向上に努めています。

リハビリテーション科 理学療法 四街道徳洲会病院

新人教育プログラム

新人教育プログラム体制・概要

年間計画に沿い、プリセプターを中心に新人教育ができるよう年間プログラムを構築しています。また、知識や技術に不安があっても科内一丸となって、問題解決できるよう努力しています。基礎的な内容から臨床まで、セラピストとして独り立ちできるよう教育・援助を行っていきます。

年間計画の1例(研修期間)

  • 4月
    臨床現場に立つための準備期間
    ・セラピストとして必要な知識・技術の再学習(先輩達主催の勉強会、技術指導)
    ・OSCEでの知識・技術の定着
    ・実際の臨床現場の見学、治療の実践を行い技術向上を図る
  • 5月
    現場に立ち治療の実践
    ・先輩たちのフォローアップを受けながら臨床経験を積み上げていく
    ・症例検討やフィードバックを行い、知識や技術、問題解決能力を高めていく
  • 6月以降
    臨床を重ね一人前のセラピストへ…

その他、臨床現場で必要な知識や技術獲得をするために吸引研修や感染管理、医療安全等の講習を随時、行っています。

新人インタビュー

リハビリテーション科理学療法士 酒井 敦矢
リハビリテーション科理学療法士 酒井 敦矢

入職した理由:急性期から患者様の生活復帰に携わりたかったから。入職して良かったこと:先輩に相談しやすく意見交換しやすい環境。病院の特徴:脳神経外科、整形外科、呼吸器など様々な疾患が見れる。新人教育はどうか:臨床に出る前に基本的な評価から、松葉杖指導など先輩から指導していただけます。一年間働いての感想:新プロも充実していて、職員同士の仲もよく働きやすい環境です。

実習受け入れ・インターンシップ

母校を中心に臨床実習の受け入れをしています。インターンシップも随時行っていますのでお気軽にご連絡ください。 スタッフ間の仲が良く若い力でリハビリテーション科を盛り上げています。また、先輩・後輩関係なく互いに相談や知識の交換などコミュニケーションを密に取り、切磋琢磨しています。

インターンシップ 四街道徳洲会病院