医療法人徳洲会 四街道徳洲会病院 検査依頼についてご説明・ご案内しております

検査依頼について

検査依頼について

検査を依頼される医療機関の方へ

当院では、病診・病病連携の一環として検査機器の共同利用、検査依頼を承っています。

検査機器

     
  • ●64列128スライスCT GEヘルスケア・ジャパン社/Revolution Maxima/2020年6月導入
  • ●40列マルチスライスCT philips社/Brilliance40/ 2005年11月導入
  • ●1.5T MRI GEヘルスケア・ジャパン社/SIGNA Explorer Newgrade/2019年9月導入

受診の流れ

①検査予約

TEL043-214-0253(放射線科直通)又はTEL043-214-0111(病院代表)にお電話頂き、「CT/MRI検査予約」とお伝えください。

以下の情報を当院スタッフにお伝えください

検査内容・部位、患者様の名前、生年月日、性別、連絡先の電話番号

②紹介状

患者様に紹介状(検査目的、目的の部位、造影の有無などの記載があれば書式は問いません)をお渡しください。

③予約日当日

当日は15分前までに、1階受付までお越しください。
所見用紙と画像CD-ROMをご紹介いただきました医療機関へ郵送いたします。

一般撮影検査

エックス線を体に透過させ、検出器に記録させる事により、画像を得ます。胸部・腹部・頭部・腰椎・四肢などの様々な部位に行われます。その特徴である簡便性や経済性から、今でも多くの疾患などを検査する目的で、一般的なエックス線検査が行われます。健康診断でもこのエックス線検査が行われ、法定検診では「胸部エックス線検査」が実施されます。

エックス線透視検査

エックス線テレビとも呼ばれ、テレビのようなモニターでリアルタイムな画像を確認しながら、向きを変えたり、圧迫したりして、最も見やすい状態にして撮影する事で診断に役立てます。

  • ・胃透視検査
  • ・注腸検査等

CT検査

身体にエックス線を照射し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理する事によって、身体の内部を画像化する検査です。身体を輪切りにした断面像が得られるため、身体の内部の構造を詳しく調べる事ができます。そのため、臨床症状や尿・血液検査だけでは判らなかった、身体にとって大切な情報を得る事ができます。

  • ・単純CT
  • ・造影CT
  • ・3DCTなど

MRI検査

CT検査より複数のコントラストの画像を撮影可能で、軟部組織の描出に優れています。放射能による被ばくもなく安心して検査を受けることが出来ます。また、X線を使わないため骨や空気による画像の悪影響が全くないため、例えば、頭蓋骨に囲まれている脳や脊髄などの診断に適しており、X線を使った検査では、造影剤を使用して血管の描出を行いますがMRIでは造影剤を使わずに描出することが出来ます。

内視鏡検査について

「内視鏡検査は苦しい」といったイメージから、胃や大腸の検査を敬遠されていませんか?現在、胃がん、大腸がんは、早期の状態であれば十分完治できる医療レベルにあります。しかしながら検査に対する抵抗感から、受診率が上がらず、進行してしまってから見つかるケースが少なくありません。当院では、患者様の緊張や不安を取り除き、できるだけ体にやさしい検査を心がけ、定期的に検査を受けていただけるよう努めております。

血管造影検査(アンギオ)

鼠蹊部や腕等から針を刺し、カテーテルという細いチューブを血管に挿入して、目的の血管に進め、造影剤という薬を使って、その血管をエックス線で映し出すものです。この血管造影により、血管自体の病変を診断する他、癌などの悪性腫瘍に対しても、その性状や広がりを診断する事が可能です

  • ・脳血管造影
  • ・腹部血管造影

経鼻内視鏡検査

経鼻内視鏡は、極細内視鏡で、鼻へスムーズに挿入する事ができます。検査中の苦痛も少なく、強い麻酔も必要ありません。心身ともに、負担が少ない検査です。経鼻内視鏡は、口の中を通らず、喉に触れる事がないため、吐き気や不快感をほとんど感じる事なく、検査が受けられます。経鼻内視鏡は、鼻から通すため、検査中でも会話が可能です。質問したい時や、気分を告げたい時に、医師と会話ができますので、安心して検査が受けられます。

検体検査

検体検査は、患者様から得た検査材料(検体)を用いて行う検査です。検体には尿・糞便・喀痰など、患者様からの排泄物と、血液・髄液・消化液・組織など、生体から針等を用いて採取するものがあります。身体が病気に罹かると、血液や尿に変化が起きます。検体検査では、検体の中に含まれる成分や最近などを分析する事により、病気の診断の手助けをしています。

  • ・生化学検査
  • ・血球数算定検査
  • ・凝固検査
  • ・血管ガス検査
  • その他、インフルエンザなどの迅速検査

尿一般検査

尿では、溶け込んでいる成分と細胞などの有形成分を検査します。溶け込んでいる成分には、蛋白質やブドウ糖、赤血球に含まれていたヘモグロビンなどがあり、有形成分には、赤血球は白血球などの血液細胞、腎臓や膀胱などの尿が通る部分の細胞、尿が作られる腎臓の細い管の中で蛋白成分などが固まったものや、結晶化した成分、さらには細菌などの微生物があります。尿検査は、尿が作られる腎臓の状態、排泄されるまでに通る部分の状態、更には老廃物を含む事から、全身の状態を反映します。

輸血検査

輸血とは貧血などの病気や出血により、不足した成分を補充する重要な補助療法で、輸血を行う前には必ず輸血検査を行います。輸血検査は、輸血事故や輸血副作用を防止し、安全な輸血を行うための重要な検査です。輸血検査項目として、血液型検査や交差適合試験等を実施しています。